京都で函館では 公開されていない 手塚治虫原作の 映画ブッダを観た
作品が発表された当時
悟りを拓いたブッダは主人公としては影が薄いと言う論評があった
手塚治虫は青年漫画では悪人主人公のピカレスク・ロマンを書いているので少年漫画にこの批判はあたらないだろう…
火の鳥 も そうだが現実の世界から超越した存在は 善と悪の間の揺れがなく物語の主人公としての魅力がなくなってしまうということだろう
映画ブッダは キャラクターも 手塚治虫とは ことなり 新しい世界を構築している
全3部作の第1部だとのこと
映画ブッダは この論評を打ち砕くとても魅力的な造形と感じた
続編が楽しみだ